住宅遺産トラスト｜牛久のギャラリー

先日は、建築仲間と吉村順三さんの「自由が丘の家」の見学へ。
この住宅は、「住宅遺産トラスト」という、価値ある住宅とその環境を後世に継承するための仕組みづくりを目指している方々が住まい手との懸け橋となり、見学の機会を作って下さっています。

今年になって、堀部安嗣先生の「牛久のギャラリー」が継承者を探しているという記事を見ていたのですが、住宅遺産トラストの吉見さんという方に詳しく伺うと、かなり切羽詰まった状況なんですとのことでした。来年の1月までに継承者が見つからない場合は、解体される可能性も話されていました。以下吉見さんからの文面を掲載します。

堀部安嗣の初期代表作である「牛久のギャラリー」（新建築吉岡賞受賞）が急ぎ継承者をさがしています。

来年1月までに見つけなければならないそうです。

ひたち野うしく駅から徒歩5分の静かな住宅地に建ち、施主の丹精により大変良好な状態です。

ご興味のある方、またご関心のある方をご紹介ください。

連絡・問い合わせは、「住宅遺産トラスト」（info@hhtrust.jp／ 090-2407-3191)まで。

自分に何か出来ることがあるどうかわかりませんが、大好きな堀部先生の建築が解体されてしまうということを伺って、そして何より吉見さんが本当に必死になって守ろうとしている姿をみまして、まずはここに書かせて頂きました。

本当に素晴らしい建築です。ギャラリーとしては、来月の12/8(木)～18(日)の企画展が最終になるということです。(もし間違っていたらすみません・・)。この記事を読まれた方、ぜひお知合いの方にも牛久のギャラリーの事をご紹介してみて下さいね。

牛久のギャラリー：ART SPACE あるる