日本民藝館｜生誕100年 柚木沙弥郎 展

先日は日本民藝館で開かれている、柚木沙弥郎さんの展覧会へ行ってきました。
色々な年代に製作された沙弥郎さんの型染が、日本民藝館の空間の中に展示されています。

数年前に行った講演会の映像もみることができまして、その中で・・

「どのように作品をつくるのですか？とよく尋ねられるけれど、そりゃワクワクしなきゃつくれないんですよ」

今も製作を続けている沙弥郎さんが、こう話されているのが印象的でした。そしてモノとの関係についても・・

「モノの表情をしげしげと見る時間も惜しいみたいな生活というのは、反省しなくてはいけないとおもうんです」

これは普段バタバタと生活している自分にとって耳がいたい言葉です。
展覧会の一室には、沙弥郎さんの大切にしているモノたちも展示されています。
海外の動物のカタチをしたおもちゃや、江戸時代の鉄製の取っ手など、どこか作品の雰囲気とつながるモノたちも必見です。

日本民藝館
生誕100年 柚木沙弥郎 展