益子町ランドスケープ計画

先日は、今年の春から参加している「益子町ランドスケープ計画」の打合せ。益子町は7つの旧小学校区からなっていて、その中の「益子西地区」と「七井地区」を担当させて貰っています。

なだらかな丘陵になっている益子西地区の中央には、列状水田がありまして、スケッチの青く染まったその水田が南北に 3～4kmも続いています。戦後の航空写真にも既に水田が映っており、かなり時間が経っていることがわかります。

現地の調査をしていると、なんとも佇まいがよい納屋や神社がいくつもありまして。益子町は、山間と谷間が複雑に入り組むことで、色々な風景があることが特徴で、毎回いい場所の発見があります。さらに調整区域の設定が無いため、隠れ家的なカフェやアトリエが建て易いことも、場所の魅力を高めている気がします。

小貝川沿いの水田風景。

南面傾斜畑と納屋と竹林。